2月28日木曜日 愛知県歯科医師会館にて「平成30年度医事処理講習会」が開催されたので参加してきました。

「医療紛争(医療事故・過誤)を回避するにはどう対処したら良いのか?」ー最近の事案と判例を通じてー

という演題で、愛知県歯科医師会 医事処理委員会委員長の 前川佳徳先生が講演されました。

実際の事例を提示しながら問題点とその原因と対処法について、具体的に分かりやすく説明されました。

まとめとして

・医療ミスが無くても医療紛争は起こり得る

・我々は医療契約のもと診療を行っている

・説明と同意により契約が成立する

・医療紛争が起こった時に、守ってくれるのは記録、資料、同意書である

・結果責任は問われないが、医療水準を満たしていることが前提条件

今回の講演から、的確な診断と説明、自分の能力を超える治療・処置が必要な場合は専門医を紹介すること。

日頃から患者さんとのコミニュケーションが大切である事を改めて感じました。